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<第121回オルガン演奏会>

2010年11月17日(水)18時30分(18時開場)

Pavel Kohout (パヴェル・コホート) オルガン独奏

J・S・バッハ (1685-1750)
オルガン協奏曲 ハ長調 BWV 595
(原曲:ザクセン=ヴァイマール公ヨハン・エルンスト, バイオリン協奏曲ハ長調)
「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」 BWV 659
幻想曲ト長調 BWV 572

J・G・ラインベルガー (1839-1901)
カンティレーナ

L・v・ベートーヴェン (1770-1827)
「笛時計のための5 つの小品」WoO 33 よりアレグロ

J・V・H・ヴォジーシェク (1791-1825)
ロンド ト長調 作品18(パヴェル・コホートによるオルガン編曲)

F・J・ハイドン (1732-1809)
「笛時計のための作品」より,10. アンダンテ,15. 指示なし,27. アレグレット,
30. プレスト,32. アレグロ

W・オルブライト (1944-1998)
「スイート・シックスティーンス」 オルガンのための演奏会用ラグタイム

K・J・ミュルダー (1930-2008)
オレンジ幻想曲(有名なメロディによる即興曲)

第121回オルガン演奏会のポスター(PDF)

パヴェル・コホート(オルガン)
パヴェル・コホート1976年生まれ。プラハの音楽院及び芸術アカデミー音楽学部を卒業後、アムステルダムで勉学を続け、歴史的オルガンの研究と演奏で著名な専門家ジャック・ヴァン・オールトメルセンに師事。ヨーロッパで数々のコンクールで第一位を受賞し、2000年には、東京武蔵野市で4年に一度開かれる世界で最大の国際オルガン・コンクールで、金賞とJ・S・バッハ賞を獲得。現在、ヨーロッパの新世代のオルガニストを代表する一人。研究も研鑽中で、プラハ芸術アカデミーにて、南ドイツ・バロック・オルガン曲の演奏史についての博士論文を準備中。
ソリストとしてのみならず、数々のオーケストラとも共演し、その活躍の舞台は、ヨーロッパ,ロシア,イスラエル,ニュージーランド,シリア,日本,香港,アメリカと世界各地にまたがっている。中でも、2008年、オーストラリアの二度目の訪問時にオーケストラ・ヴィクトリアと行った、アレクサンドル・ギルマンの「オルガンと管弦楽のための交響曲第1番」の演奏は、好評を博した。演奏家としてだけでなく、チェコ国営ラジオ放送とのオルガン講習会の企画など、教育・啓蒙の面でも積極的に活動。
ソリストとして発表したCD に、プラハの1673年製のオルガンを使用した、「プラハ―バロックの黄金時代(Prague−L’age d’or baroque)」(2008年)、1738年製のオルガンを用いた、「ボヘミアの黄金精神(Anima Aurea Bohemiae)」(2009年)がある。いま、J・S・バッハのCD をリリースしようとしている。