L・v・ベートーヴェン (1770-1827) ピアノとチェロのためのソナタ ヘ長調 作品5-1
「魔笛」の主題による7つの変奏曲 変ホ長調 WoO 46
F・シューベルト (1797-1828) ピアノとアルペッジョーネのためのソナタ イ短調 D. 821
L・v・ベートーヴェン ピアノとチェロのためのソナタ ト短調 作品5-2
第5回室内楽演奏会のポスター(PDF)
平井千絵 (ひらいちえ,フォルテピアノ) 桐朋学園大学ピアノ科を卒業.オランダ政府給費留学生,文化庁在外派遣研修員として渡欧.デン・ハーグ王立音楽院古楽器科栄誉賞付き首席卒業,ニコライ賞受賞.第5回かながわ音楽コンクール総合第1位受賞.第7回園田高弘賞ピアノコンクール,第13回ファン・ヴァッセナール国際室内楽コンクール(オランダ,2004年),第38回ブルージュ国際コンクールフォルテピアノ部門(フランス,2001年)でそれぞれ第3位入賞.IYAP国際コンクール(ベルギー,2003年)で優勝. おもにヨーロッパと日本において,ソロとアンサンブルの両方で活動.ウィーン・コンツェルトハウスにおけるオルフェオ・バロック・オーケストラとの演奏(モーツァルト:ピアノ協奏曲)は,オーストリア国営ラジオとEU各国で放送され,"この楽器の傑出した専門家","音楽的直感と,衒いない名人芸"などと各誌で絶賛された.デン・ハーグ王立音楽院スタンリー・ホッホランド教授とのフォルテピアノ・デュオ・リサイタルも開催.サント国際音楽祭(フランス),バルセロナ国際古楽祭(スペイン),ユトレヒト古楽祭(オランダ),フェリシア・ブルメンタル国際音楽祭(イスラエル),フィンチ・コックスコレクション(イギリス)音楽祭にも出演している. 2007年より日本においてソロ・リサイタルシリーズ「ウィーンのピアノに魅せられた作曲家たち」を開始.“彼女が古楽に限定されない,良い耳と作品に対する誠実さを備えた優れた奏者であることを示している”(ムジカノーヴァ),“音の粒の美しさは宝石か真珠のよう”,“生命あるもののようにしなやか”(ショパン)など高い評価を得ている.チェロの鈴木秀美氏とのデュオ活動は,平成18年度文化庁芸術祭優秀賞を受賞. 2008年よりデン・ハーグ王立音楽院とアムステルダム音楽院のフォルテピアノ科年次・修了試験審査員を務める.オランダ,デン・ハーグ在住.