第7回室内楽演奏会のポスター(PDF)
河野 克典(バリトン)
山口県出身。東京藝術大学卒業、同大学院修了。ドイツ政府給費留学生としてミュンヘン国立音楽大学マイスタークラスに学ぶ。その後ウィーン国立歌劇場研究員となる。ジュネーブ国際音楽コンクール声楽部門第2位(1位なし)、ヘルトゲンボシュ国際声楽コンクール歌曲部門第1位、ザルツブルク市賞などの賞を受賞。ライン音楽祭、ザルツブルク音楽祭、アムステルダム・コンセルトヘボウ、その他ヨーロッパ各地でのリサイタルをはじめ、オーケストラ、そして宗教曲の公演にも数 多く出演する。その演奏はヨーロッパを始め世界各地で放送されている。特に西ドイツ放送協会(WDR)では数多くの放送録音、そしてリサイタル・シリーズを行う。オペラ、ベートーヴェンの「第九」、歌曲のリサイタルのみならず、教育活動においても活動の幅は広い。現在、横浜国立大学教育人間科学部准教授。平成15年度文化庁芸術祭優秀賞受賞、第57回山口県芸術文化振興奨励賞。2008年11月より、山口ふるさと大使に任命。
須関 裕子(ピアノ)
愛知県生まれ。桐朋女子高等学校在学中、第2回チェルニー=ステファンスカ国際ピアノコンクールにて第1位、併せてステファンスカ賞、遠藤郁子賞受賞。
翌年、ショパンの生家などポーランド各地でリサイタルを行う。2002年第18回園田高弘賞ピアノコンクール第2位。2004年第16 回宝塚ベガ音楽コンクール第1位。東京フィルハーモニー室内合奏団とピアノ協奏曲を共演。2005年ドイツの第3回国際室内楽アカデミーにてグランプリを受賞。2007年桐朋学園大学音楽学部を卒業、2009年同研究科を首席修了。野平一郎氏プロデュース「ピアノ伴奏法講座」2008〜2010年度受講生、修了演奏会に出演。これまでにピアノを穐吉慶子、寺西昭子、ミハイル・ヴォスクレセンスキーの各氏に師事。
現在、ソリストとしての活動のほか、アンサンブル奏者として国内外の多くの演奏家と共演している。桐朋女子高等学校および桐朋学園大学非常勤講師(ナンバリズ ミック)。