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<第108回演奏会>2006年10月26日(木)18時30分

ソプラノ:安保ヨーネンツ恵美

オルガン:フローリアン・ヴィルケス

菩提樹の蔭にて−メンデルスゾーンとバッハ(レクチャーコンサート)

F・メンデルスゾーン=バルトルディ
オルガン・ソナタ イ長調

J・S・バッハ
シューブラー・コラールより「目覚めよ、と呼ぶ声あり」

C・F・ツェルター
ミニヨンの歌(ゲーテ「ウィルヘルム・マイスター」より)
「君よ知るや南の国」
「ただ憧れを知る者だけが」
「語れと命じないで」

F・メンデルスゾーン=バルトルディ
オルガン・ソナタ ニ短調

F・ヘンゼル(旧姓メンデルスゾーン)
アイヘンドルフの詩による歌曲
「秋に」
「夜は静かな海のように」

F・メンデルスゾーン=バルトルディ
「ズライカ」,ゲーテの詩による
「歌の翼に」,ハイネの詩による

F・メンデルスゾーン=バルトルディ
オルガン・ソナタ 変ロ長調


安保ヨーネンツ恵美 Emmy Abo-Jonentz(コロラトゥーラ・ソプラノ)
安保ヨーネンツ恵美
ベルリン芸術大学にて声楽,ピアノ,演出等を学び,1977年に声楽教育国家資格(ドイツ)を取得,同年アンコーナ第5回国際音楽コンクール(イタリア)にて特別賞を受賞.モーツァルト「魔笛」の夜の女王をはじめ,パーセル「妖精の女王」「ディドとエネアス」「アーサー王」等のソロ歌手として活躍,そのかたわらベルリンおよびザクセン州を中心にバッハ「クリスマス・オラトリオ」などの教会音楽曲のソロをつとめ,活動の幅を広げている.古楽器演奏,ブレヒト劇,現代オペラなどにも意欲的に取り組み,また「道浦母都子の短歌による歌曲」などの作曲はベルリン等各地で自演され好評をもって迎えられた(2002).大阪フェニックスホールにおける「ドイツと日本の詩情」(1999),なにわ芸術祭「西の音,和の心」(2000),ドレスデン演劇祭(1999),ドイツにおける日本週間(2000)など数多くの企画に参加し,日独の音楽交流にも活躍している.ベルリン独日協会合唱団の指導(2001/04)等を経て,現在ドイツを拠点にソロ歌手としてまた教会オルガニストとして精力的な活動を展開している.2003年より大阪国際音楽コンクール審査委員.

フローリアン・ヴィルケス Florian Wilkes(オルガン)フローリアン・ヴィルケス
1962年生れ.早くからピアノとオルガンの演奏に輝かしい才能を発揮し,弱冠17歳でシュヴェルテ(ドイツ・ルール地方)のパウロ教会オルガニストに招かれた.バンベルク大聖堂およびベルリン芸術大学にてR・ハイネマン,H・バルベ,A・シュトルテ,U・グロノスタイ,H・ヒルスドルフ等の各教授にそれぞれオルガン,作曲,声楽,合唱指揮,管弦楽指揮を学び主に教会音楽に関する研鑚を積むとともに,ボン,ベルリン,バイロイトで法学を学び博士号を取得.その後,コンサート・オルガニスト,合唱指揮者としてドイツはもとよりフランス,イタリア,スイス,ロシア,ポーランド,イスラエル等において幅広い活動を行っており,テレビやラジオによってもたびたび紹介されるその演奏は各地で好評をもって迎えられている.また,「オルガン交響曲」やコラール前奏曲等の作曲に関しても,熱い注目を浴びている.ディスコグラフィーとしては,ベルリンフィルを指揮したロッシーニ《ミサ・ソレムニス》,及びJ・S・バッハ《オルガン作品集》(ベルリン・シャルロッテンブルク宮にて収録),リスト他《ロマン派オルガンファンタジー》,《トランペットとオルガンのためのバロック音楽》,《サクソフォンとオルガン曲集》等のオルガン演奏がリリースされており,国内外の高い評価と支持を受けている.現在,聖ヘドヴィッヒ教会(ベルリン)オルガニスト,ベルリン合唱アカデミーおよびベルリン・マイスタージンガー指揮者として活躍,また1991年以降は弁護士(主に民事法と行政法)としても活動している.