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<第110回演奏会>2007年6月7日(木) 18時30分

オルガン: グレゴリー・ダゴスティーノ
ヴァイオリン: 江副麻琴鈴木絵由子
ヴィオラ: 高木真悠子
チェロ: 磯野太佑

「イタリア展」を記念して(イタリア大使館後援)


【オルガンと弦楽四重奏】
W・A・モーツァルト
協奏曲 ニ長調 より 第一楽章

【オルガン独奏】
J・S・バッハ
フーガ ロ短調(コレッリの主題による)

【二つのヴァイオリンと通奏低音(チェロとオルガン)】
A・コレッリ
トリオ・ソナタ ロ短調

【オルガン独奏】
山本純ノ介
瞬間のオルゲルプンクト(依頼作品,初演)

【オルガンと弦楽四重奏】
G・F・ヘンデル
オルガン協奏曲 ヘ長調

【オルガン独奏】
B・パスクィーニ
パストラーレ

G・ゲラルデスキ
オルガンのための軍隊行進曲風ソナタ

J・S・バッハ
前奏曲とフーガ イ短調


グレゴリー・ダゴスティーノ Gregory D'Agostino (オルガン)
9 歳より教会オルガニストを務め,その早熟ぶりを発揮.ジュリアード音楽院を主席で卒業後,同大学院にて音楽博士を取得.大学院在籍中にヘンデル・オルガン協奏曲コンクールで第1位受賞.トゥールーズ・オルガン・アカデミー(フランス)に留学.オルガンをギロック,デゥ・タール,ダラス,ラガセ,マリー= クレール・アランに,チェンバロをパルティに師事.リンカーンセンター財団専属演奏家を経て,現在ジュリアード音楽大学客員講師(音楽理論).米国各地はもとより,独,仏,英,露,チェコ,スロヴァキア,香港においてリサイタルを開催するほか,数々の国際音楽フェスティバルの招待を受け,活発な演奏活動を行っている.モスクワ室内交響楽団,香港フィルハーモニー,スロヴァキア放送交響楽団のソリストとしても活躍.その豊かな音楽性とそれを支える演奏技巧の卓越性はデビュー当初から高く評価され,最近においてもニューヨーク・タイムズ紙上で「感性豊かな歌の響きをもちつつ,純粋で活気に満ちた,技巧の上でも非常に優れた演奏」,ワシントンポスト紙上で「抜きん出た才能」による「完璧な演奏」等と絶賛された.レパートリーはバッハ,ヘンデル,シューマン,ブラームスなど多岐にわたるが,とりわけリストとフランス・ロマン派を得意とし,その色彩豊かな音楽性,緩急自在の絶妙なテンポ,卓越した表現力は数多くの識者と愛好家を魅了している.すでに7 枚のCD を発表,現在はバッハ・オルガン作品全曲の録音に力を注いでいる.

山本純ノ介 Junnosuke Yamamoto (作曲)
東京藝術大学大学院作曲科を修了.文化庁派遣芸術家在外特別研修員としてベルリンに留学.現在千葉大学准教授,東京芸術大学音楽学部作曲科非常勤講師.代表作品として,《法顕伝交響曲》,《迦樓羅〜黎明の響〜》,《交響曲3 番五重塔》,室内楽に,《碑文(EPITAPH)》,《語り》,声楽曲に,《融合》など,数多くの作品がある.

江副麻琴 Makoto Ezoe (ヴァイオリン) 桐朋学園大学音楽学部研究科在学

鈴木絵由子 Eyuko Suzuki (ヴァイオリン) 桐朋学園大学音楽学部在学

高木真悠子 Mayuko Takagi (ヴィオラ) 桐朋学園大学音楽学部在学

磯野太佑 Taisuke Isono (チェロ) 東京大学経済学部在学