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<第118回オルガン演奏会 オルガン・デュオの夕べ>

2010年6月14日(月)18時30分(18時開場)
コリン・アンドリューズ,ジャネット・フィシェル

オルガン: コリン・アンドリューズ

ジョゼフ・ボネ (1884 - 1944)
演奏会用変奏曲 作品1

J・S・バッハ (1685 - 1750)
パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV 582

オリヴィエ・メシアン (1908 - 1992)
「聖三位一体の神秘についての瞑想」より第6曲「み言葉の中に生命があった。
生命は光であった…」

オルガン: ジャネット・フィシェル

J・S・バッハ
トッカータとフーガ ホ長調 BWV 566

J・S・バッハ
「ライプツィヒ・コラール集」BWV 653より「バビロン川のほとりに」

J・S・バッハ
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552

デュエット

グスターヴ・ホルスト (1874 - 1934)
管弦楽組曲「惑星」より「火星」 デュエット編曲:J・フィシェル


コリン・アンドリューズ Colin Andrews
コリン・アンドリューズ「アンドリューは雰囲気を醸し出すのに長けている」(『グラモフォン』誌)
英国,ブリストル生まれ。16 歳のときにロンドンの王立音楽院に入学。オルガンとピアノを修めたのち,ジュネーヴでL・ロッグに師事。英国に戻り,G・ウィアーのもとでも研鑽を積む。1980 年,その翌々年も,ダブリン国際オルガン・コンクールで受賞。その卓越な演奏経歴により,王立音楽院の協力会員の称号を授けられている。
ソリストとして世界中を公演しつつ,ジャネット・フィシェル夫人との共演も行っており,その演奏会場は,ロンドンの王立フェスティバル・ホール,ケンブリッジのキングス・カレッジ,モスクワ音楽院などといった著名なところが多い。近年は,ヨーロッパのみならず,アジアでも積極的に演奏している。演奏はテレビ・ラジオでも紹介され,ロシア,ポーランド,英国などで放映された。
演奏家としてのみならず,教育家としても積極的に活動しており,ブタペストのリスト音楽院,アトランタのエモリー大学などで教鞭をとってきた。また,ミシガン大学の国際オルガン・コンクール審査員,ポーランド,グダンスクでのスウェーリンク・コンクール審査員などを務めた。2000 年,イースト・カロライナ大学に客員講師として招聘され,オルガンと教会音楽を教えた。

ジャネット・フィシェル Janette Fishell
インディアナ大学,及びノースウェスタン大学にて,オルガン演奏の学位を取得。W・ジェンセン,W・リュプザム,A・ワーリングらに師事。在学中から「年間若手オルガン奏者」に選ばれ,ケンブリッジのキングス・カレッジ,ベルリン歌劇場,リスト音楽院,プラハの春フェスティバルといった数々の会場で演奏してきた。アメリカ・オルガン奏者協会(AGO)のコンクールでは数多く講師を務めている。
M・デュプレ,P・エベン,J・S・バッハのソロ演奏をおさめたCD や,夫コリン・アンドリューズとのデュエットのCDが発売されている。特にチェコの作曲家エベンのオルガン曲について,広く認知されている研究者でもある。BBC,NHK,チェコ放送などでライブ演奏を放送。2004年から2006 年まで,オルガン演奏全国若手演奏家コンクール(NYACOP)委員会議長を務めた。
イースト・カロライナ大学音楽学部教授として,オルガン演奏や教会音楽の授業を担当。教え子の中にはAGO コンクールなどでの受賞者もいる。演奏活動はアジアとヨーロッパの各地にまたがり,教育活動でもアメリカ各地を飛び回って展開している。現在,インディアナ大学教授。