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<第120回オルガン演奏会>

2010年11月12日(金)18時45分(18時30分開場)
※いつもと開場・開演時間が異なりますので、ご注意ください。

アンサンブル・ジェネシスによる「組曲」
現代における舞曲

アンサンブル・ジェネシス
リコーダー: アンドレアス・ベーレン, ヴァイオリン: 山口幸恵, チェロ: 懸田貴嗣, ヴィオラ: 川久保洋子, オルガンとチェンバロ: 鈴木優人

[ バロック時代 ]
G・B・ヴィターリ (1632-1692)
パッサカリア 作品7
G・ベーム (1661-1733)
組曲第1 番 ハ短調(鈴木優人編曲)
G・P・テレマン (1611-1767)
四重奏曲 ト短調

[ 新作初演 ]
新垣隆 (1970-)
小出稚子 (1982-)
タナシス・デリギアニス (1983-)
鈴木優人 (1981-)

[ 即興演奏 ]
A・ベーレン(リコーダー),鈴木優人(オルガン)
オルガンとリコーダーによる即興演奏「パヴァーヌとガヤルド」

第120回オルガン演奏会のポスター(PDF)

鈴木 優人(指揮、チェンバロ、オルガン)
1981年、オランダ生まれ。東京芸術大学、同大学大学院修士課程修了。オランダ政府奨学金を得て、ハーグ王立音楽院修士課程オルガン科および即興科を最優秀賞付きで卒業。オランダを拠点に世界各地で演奏活動を行う。主要作品に黙示録を題材にした「Apokalypsis」T〜Xなど。 アンサンブル・ジェネシス音楽監督。日独リートフォーラム音楽監督。最近は新国立劇場にてオペラの演出も手がけている。2010 年 CD [Rencontre]を発表し、朝日新聞のレコード批評にて高い評価を得る。

アンドレアス・ベーレン(リコーダー)
1983年ヴュルツブルク生まれ。6歳からリコーダーを始め、ドイツの数々のコンクールでの受賞歴を持つ。2007年アムステルダム音楽院卒業。リコーダーをW.v. ハウヴェ、P.レーンフーツの両氏に師事。また同音楽院にて ジャズサックスも専攻する。在学中に古楽(Theatrum Affectuum )、現代音楽(Duo Obelix )、ジャズ(Alkitran )の分野でいくつかのアンサンブルを結成すると共に、The Royal Wind Musicのメンバーとして活躍。オランダ、ドイツをはじめとする世界のラジオ局に演奏を提供している。現在、スイスのバーゼル・スコラカントールムにて 古楽の即興演奏を専攻、またムジーク・アカデミーにてジャズを専攻している。

懸田 貴嗣(チェロ)
上智大学文学部卒業。東京芸術大学音楽学部別科、同大学院音楽研究科修士課程古楽専攻修了後、ミラノ市立音楽院に留学。チェロを藤森亮一、北本秀樹、バロック・チェロを鈴木秀美、ガエタノ・ナジッロの各氏に師事。伊ボンポルティ国際古楽コンクールで、「リクレアツィオン・ダルカディア」のメンバーとして第1 位を受賞。「バッハ・コレギウム・ジャパン」、「オーケストラ・リベラ・クラシカ」、「レ・ボレアード」(北とぴあ国際音楽祭)などに参加するほか、「ラ・ヴェネシアーナ」などのメンバーとして欧州各地でコンサート、レコーディングなどを行っている。平成19 年度文化庁在外派遣研修員。

山口 幸恵(ヴァイオリン)
1977年生まれ。桐朋学園大学音楽学部、同大学院を修了。2002年よりバッハ・コレギウム・ジャパン、オーケストラ・リベラ・クラシカの国内外の公演、録音に参加。2004年、渡邊孝、松永綾子、懸田貴詞と“Ricreation d'Arcadia”を結成し、第8回「ボンポルティ国際古楽コンクール」(イタリア)第1位を受賞。2005年、鈴木優人と“アンサンブル・ジェネシス”を結成。現代音楽と古楽を組み合わせた独自のライブを行っている。2006年「ブルー ジュ国際古楽コンクール」(ベルギー)にてフォルテ・ピアノの七條恵子とのデュオでアンサンブル部門第1位。

川久保 洋子(ヴィオラ)
桐朋女子高等学校、同大学音楽学部卒業、東京芸術大学大学院古楽科修士課程修了。2006年よりフランス国立リヨン高等音楽学院に在学中。ヴァイオリンを吉田真紀、辰巳明子、室内楽を青木十良、バロックヴァイオリンを若松夏美、Odile Edouardの各氏に師事。2003年ライプツィヒ音楽大学にて国際サマー・アカデミーに参加、奨励金を授与される。2007 年、イタリア、ロヴェレートの「プレミオ・ボンポルティ国際コンクール」にて第4 位を受賞。「メディオレジストロ」「アンサンブル・ジェネシス」「アンサンブル・ヴィンサント」メンバー。