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<第114回オルガン演奏会>2008年5月14日(水) 18時30分

オルガン: グレゴリー・ダゴスティーノ,フルート: 安西信一,オーボエ: 本多啓佑,ヴィオラ: 小倉萌子,チェロ: 磯野太佑

【オルガンと管弦楽】
J・W・ヘルテル (1727-1789)
パルティータ第1番 ハ長調(オーボエ,チェロ,オルガン;G・ダゴスティーノ編曲)

【オルガン独奏】
F・J・ハイドン (1732-1809)
からくり時計のための4つの小曲

【オルガンと管弦楽】
W・A・モーツァルト (1756-1791)
フルート,チェロ,オルガンのためのソナチネ 変ロ長調
(ディヴェルティメンティ KV 439b に基づいてG・ダゴスティーノ編曲)

【オルガン独奏】
J・S・バッハ (1685-1750)
『18曲のコラール集』より「装いせよ,わが魂よ」 変ホ長調 BWV 654

【オルガンと管弦楽】
W・A・モーツァルト (1756-1791)
アダージョとロンド KV 617
(フルート,オーボエ,ヴィオラ,チェロ,オルガン:G・ダゴスティーノ編曲)

【オルガン独奏】
J・S・バッハ (1685-1750)
前奏曲とフーガ 変ホ長調 BWV 552


グレゴリー・ダゴスティーノ Gregory D'Agostino (オルガン)
9 歳より教会オルガニストを務め,その早熟ぶりを発揮.ジュリアード音楽院を主席で卒業後,同大学院にて音楽博士を取得.大学院在籍中にヘンデル・オルガン協奏曲コンクールで第1位受賞.トゥールーズ・オルガン・アカデミー(フランス)に留学.オルガンをギロック,デゥ・タール,ダラス,ラガセ,マリー= クレール・アランに,チェンバロをパルティに師事.リンカーンセンター財団専属演奏家を経て,現在ジュリアード音楽大学客員講師(音楽理論).米国各地はもとより,独,仏,英,露,チェコ,スロヴァキア,香港においてリサイタルを開催するほか,数々の国際音楽フェスティバルの招待を受け,活発な演奏活動を行っている.モスクワ室内交響楽団,香港フィルハーモニー,スロヴァキア放送交響楽団,NHK交響楽団のソリストとしても活躍.その豊かな音楽性とそれを支える演奏技巧の卓越性はデビュー当初から高く評価され,最近においてもニューヨーク・タイムズ紙上で「感性豊かな歌の響きをもちつつ,純粋で活気に満ちた,技巧の上でも非常に優れた演奏」,ワシントンポスト紙上で「抜きん出た才能」による「完璧な演奏」等と絶賛された.レパートリーはバッハからブラームスなどドイツ音楽から,ネッド・ローレムらの近現代のオルガン協奏曲に至るまで幅広いが,特にリストとフランス・ロマン派を得意とし,その色彩豊かな音楽性,緩急自在の絶妙なテンポ,卓越した表現力は数多くの識者と愛好家を魅了している.すでに7枚のCDを発表,現在はバッハ・オルガン作品全曲の録音に力を注いでいる.

安西信一 Shin'ichi Anzai (フルート) 東京大学大学院総合文化研究科・准教授

本多啓佑 Keisuke Honda (オーボエ) 東京藝術大学大学院音楽研究科在学中

小倉萌子 Moeko Ogura (ヴィオラ) 東京藝術大学音楽学部卒

磯野太佑 Taisuke Isono (チェロ) 東京大学大学院経済学研究科在学中