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<第3回室内楽演奏会>2007年10月25日(木) 18時30分

ハープ: 松岡みやび,ソプラノ: 甲田さくや

第一部【ハープ独奏】

J・パッヘルベル (1653-1706)
カノン ニ長調 (マクドナルド&ウッド編曲)

G・F・ヘンデル (1685-1759)
ハープ協奏曲 変ロ長調 より 第一楽章
(M・グランジャニー編曲.カデンツァ:M・グランジャニー/松岡みやび)

黛 敏郎 (1929-1997)
ハープのための「六段」

F・ボルヌ (1840-1920 ?)
ビゼーのカルメンによる華麗なる幻想曲(松岡みやび編曲)

第二部【ソプラノとハープ】

J・S・バッハ (1685-1750)/ Ch・グノー (1818-1893)
アヴェ・マリア

G・プッチーニ (1858-1924)
歌劇『ジャンニ・スキッキ』よりラウレッタのアリア「私のお父さん」

M・トゥルニエ (1879-1951)
庭師からの手紙

F・プーランク (1899-1963)
わがギターに寄す

R・シューマン (1810-1856)
3つの歌 作品95 より

第三部【ハープ,打楽器,ソプラノ,ナレーションの共演】

R・マリー・シェーファー (1933年生まれ)
ギリシア神話物語『アリアドネの冠』より
1 アリアドネの目覚め
2 アリアドネの踊り
5 太陽の踊り
6 迷宮の踊り(テセウスとアリアドネ)

第3回室内楽演奏会・第112回演奏会のポスター(PDF) [表] [裏]


松岡 みやび Miyabi Matsuoka (ハープ)
Miyabi Matsuoka 東京芸術大学音楽学部ハープ科卒業.学習院女子高等科在学中,日本ハープコンクールに最年少で優勝しデビューを飾る.日本国際ハープコンクールにおいても最年少で最優秀賞,審査員特別賞を受賞(1992 年),USA 国際ハープコンクール(1995 年),ジュネーヴ国際音楽コンクール(ハープ部門,1997 年)ではともに日本人初の入賞を果たした.また,学校や病院でのボランティアコンサート活動に対し財団法人信濃育英会賞を受賞.ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のトップメンバー,スイスロマンド管弦楽団など世界一流のオーケストラと共演し,その眩しいほどの輝きを放つ宝石のような音で聴衆を魅了した.国内では,アイルランドの吟遊詩人の楽器に由来する小型ハープの紹介をはじめ,トークを交えた親しみやすいコンサートを各地で開催し,人気を集めている.ディスコグラフィーとしては,「ミラクルハープ」「クリスタルハープ」「千の風」をリリースし好評を博している.近年は,ハープ演奏の指導と普及活動のほかに,ジャンルを問わぬ作曲にも新境地を開いており,クラシックばかりでなくジャズ,ポップス,バンド編成などハープ演奏のさまざまな可能性に挑戦している.

甲田 さくや Sakuya Koda (ソプラノ)
Sakuya Koda
桐朋学園大学音楽部ピアノ科卒業.東京音楽大学ピアノ科助手を経てジュネーヴに留学し,ローザンヌ音楽院専属伴奏者,ピアノ伴奏法講師に就く.併せて声楽を学び,同音楽院声楽科卒業にあたっては最優秀賞を受賞.現在は,主にスイス,フランスを中心とするヨーロッパ各地で,オペラをはじめ,レクイエムやカンタータなどの教会音楽の演奏に独唱者として精力的に参加し,そのしなやかでリリカルなソプラノは高い評価を受けている.多くのCDがリリースされているが,”Mouvance-French Music For Harp & Voice”(2006年)は,その才能を存分に開花させたものとしてヨーロッパ音楽界に好評をもって迎えられた.現代音楽や新しい作曲家の紹介にも力を入れ,劇団やバレエ団とも共演,さまざまなジャンルの創作活動に携わっている.また,今年3月ローザンヌで開催された「ポール・クローデルが誘う古の日本」公演のオープニングでは独唱を披露するなど,国際的な文化交流にも積極的に貢献している.現在,ローザンヌ音楽院にて多数の声楽家を指導している.